書くのが難しいお題でした。
食べたいもの。食べて美味しかったものは、もちろんある。でも「食べていただきたい」となると、ニュアンスが違う。いや、全然違う。
例えば○○屋のピラフは、確かに絶品です。ひとさじ舌に載せたとたん、「こ、これ、何で味をつけてあるの? 調味料は何!?」と、店の主人の胸ぐらをつかみたくなった。とにかく今まで一度も食べたことがない味だったんです。
でもじゃあ「あのピラフは是非いちどは食べていただきたい」と広報したいかというと、う~んと悩んでしまう。
ただでさえ人気のある店なんですよ。私には珍しく、外で並んでしまった。これ以上名が知れたら、行列は蛇鬼みたいになる。それは決して望ましいことではない。
だから「食べていただきたいもの」は、基本、存在しないってことになる。
間違って沢山買っちゃって、でもちっとも美味しくないから、これは是非みなさんに食べていただきたい……ものがあっても、書いたら石つぶてだし。
でも、これなら。
実は老母の腎臓が悪くて、自宅で食事を出すのが困難になってきた。まあ体に悪いものばかりが好物なんだから、体も悪くするわな。
だから今度、制限食の宅配弁当を利用しようと思う。お試しで一週間ほど。
母には声を大にして言おう。「(しのごの言わずに)一度は食べていただきたい!」と。